荷物を受け取ったら動作チェックは確実に素早く行う事!

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引越し後には色々な部分で不具合が見つかることがあり、もし、破損や故障しているのに気がついた場合は一刻も早く引っ越し業者に伝えましょう。

家電類では特に冷蔵庫や洗濯機は、輸送方法が難しく、内部構造は非常にナイーブなつくりとなっています。

機種によっては横に寝かせて運んだり積荷にすることを厳禁とする種類もありますし、また運搬中のトラックの振動で、洗濯機の中のドラムを傷めるケースもあります。

そのため引越し後にその場で梱包を解いてすぐに稼動するかチェックを行う事は必須であり、作業員の帰る前に他の電化製品を含めチェックしておくと良いでしょう。

設置後は、

  • 電源が入るか?
  • 異音がしないか?
  • 本体が熱すぎないか?
  • ドアはしっかりと閉まるか、開かないか?
  • エラーランプは付かないか?
  • ※冷蔵庫内が冷えるか、また冷え過ぎないか?
  • 水漏れや露だれや霜が付かないか?
  • ドラムの回転が遅くないか?
  • 給水や排水は出来るか?

など、動作チェックを行い冷蔵庫や洗濯機の故障が露見した場合には、すぐその場でクレームを入れる事が対処法として最も優れています。

冷蔵庫が冷えるまでの時間は電源を入れて半日程度は様子を見て下さい。)

一般的にこの手の保証は引越し後(荷物受け取り日より)3ヶ月以内に申告を行えば保証を行うとしています。

しかし問題があるかすぐその場でチェックして間髪入れずクレームをいれる事は非常に重要で、作業が悪影響を与えたことを立証しやすくなるのです。

元から壊れていないことが相手方に伝わりやすいよう勤めて冷静に理論立てて話しをしましょう。

申し立てを行い言い分が認められれば保険を通じて補償を受けることができます。

ただここで注意しておきたいのは、購入した際の費用がそのまま補償されるのではなく、現在の洗濯機の時価換算で補償金が算定、または修理費用で算出されますので、実際に受け取る金額はかなり減額されます。

その際には本体の損害金だけでなく替わりにコインランドリーなどを使用した費用も適正に計算して上乗せするよう求めると良いでしょう。

メーカー保証の期限内であればそちらを利用できるかもしれないと考える所ですが、引越しの際に故障した場合は保証の対象外になりますので、メーカー保証については利用することができません。